一流投資家を目指す!慶應投資クラブSPEC > 武谷洋至郎
久々に記事を投稿します。SPEC最終兵器!武谷です。
サークルに入って8ヶ月が経った今、私が考えることを今日は投稿してみようと思います。
学生投資プロジェクトの記事を呼んでいて、周りの学生の投資に関する知識の豊富さに驚きます。まぁ皆さん、よく勉強してらっしゃる。ぬぉぉぉぉぉぉ!って感じです。でも、その驚きと同時に、他には何を学んでいるのかなぁと不思議に思います。もしかしたら、投資の勉強だけ!?そりゃまずいでしょう!と思うのですが・・・んんん、どうでしょう。
大学生って本当に時間があり余ってるんですよ。週休3日は当たり前!毎日何をしようか悩むくらいです。じゃあ、この時間を生かして、今私たちがするべきことは何なのか???それははやっぱ勉強でしょ!!それも幅広い勉強。特に、読書は非常に重要です。読書をすることで、例えば、小説なら主人公の経験を擬似体験することができますし、歴史物では過去を知ることができます。「百聞は一見に如かず」といいますが、読書は見ることができないものまで、見せてくれます。これって凄くないですか!?
社長訪問をした際に、どの経営者の方も口を揃えて仰ることは、「投資の勉強もいいけど、やはり本はたくさん読むべきだ」ということです。歴史小説、中国の故事などを薦められる方も多く、経営する人ですら経済の勉強ばかりでないことが分かります。
学生のうちにやるべきことは何か?投資の勉強ばかりでなく、もっと世界観を広げるためにも読書することだと思います。皆さん、読書してみませんか??
この記事は最近怠けている自分への警告になってしまいました(笑)ですが、SPECの今後の発展のためにも、各々が様々な分野に興味を持ち、各視点から株式市場を捉えることで学生ならではの投資というものを考えてみようではないですか!!
銘柄レポート 三菱レイヨン
2007年 06月 26日
武谷 洋至郎
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【基本情報】
コード 上場区分 単元株数 株価 時価総額(億円)
3404
東証1部
1,000
869
521,398
【事業内容・ビジネスモデル】
連結事業 化成品・樹脂事業52、繊維事業21、機能製品・エンジニアリング事業外27
海外売上比率 45%
MMA樹脂首位。アクリル系をコアに、アクリロニトリル系も強化。炭素繊維3位。
炭素繊維、MMAモノマー等化成製品が成長持続。
炭素繊維は07年に日欧で焼く3000tの大能力増強に。
MMAモノマーは08年韓国合併稼動、シンガポール委託先の増強相次ぐ。
水処理膜開発で日東電工と合併設立。
【業績】
売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益 1株配当 ROE(%)
2005.3 330,106
30,802
27,806
14,438
23,5
7
4.44
2006.3 348,967
38,766
38,858
24,425
40,5
9
8.76
2007.3 417,027
59,665
58,471
31,273
52,1
10
9.52
2008.3(予) 435,000
48,000
47,000
23,500
39,2
11
2009.3(予) 460,000
53,000
52,000
26,500
44,2
11~12
14.25
売上、営業利益、経常利益の単位は(百万円)、表記は(連結)
【本レポートの要旨】
今後、世界的に需要が高まるであろう「炭素繊維」、「海水淡水化システム」に、重点的に投資を行っている「三菱レイヨン」を推奨する。業績、財務指標などから定量的に分析し、その後、市況から判断したこの銘柄のビジネスモデルの強みを定性的に分析していく。
【バリュエーション・財務指標(業績は08.3予想ベース)】
PER(倍) PBR(倍) 配当利回り(%) ROE(%) 自己資本比率(%)
2.45
16.67
1.15
15.70
47.25
【カタリスト】
1、 炭素繊維の年間需要は12年に現在の2倍近くの5万トンに伸びるとの予測
(炭素繊維の特徴):軽量化、高剛性、耐久性、導電性、高感度、低燃料化
(用途分野): 今後、社会的に需要が伸びる分野での用途が多い
・航空・宇宙分野(航空機、ロケット、衛星)
・スポーツ・レクリエーション分野
・建築・土木分野(耐震補強、電磁波シールド用途)
・自動車分野(レーシングカー、エコカー、高速鉄道車両)
・エネルギー分野(風車)
・電子機器・産業機械分野
・医療・一般産業分野(医療機器、福祉機器)
2、 海水淡水化事業の必要性
中東地域では海水・淡水化事業が活発に行われている。一般的に産油国では降雨量が少ない地域が多い。これらの地域では、油を利用した発電プラントで電力を供給するとともに、海水を淡水化するプラントを作って水も供給するというケースが増えている。
【推奨理由】
(1)炭素繊維
炭素繊維は東レ、帝人子会社の東邦テナックス、三菱レイヨンの国内合繊三社が世界シェアの約七割を確保する。三菱レイヨンは昨年、炭素繊維の焼成設備を増設し年間生産能力を3,200トンから5,400トンに引き上げる方針。
(2)海水淡水化
三菱レイヨンは、日東電工と海水淡水化や排水処理などの水処理事業で提携。その第一弾として、両社が折半出資して米国に水処理膜開発の共同出資会社を設立し、将来は事業統合も検討している。また、この合弁会社での開発により、両社は5年後に100億円の売り上げ増を目指すと発表。
(3)三菱重工業株式会社
三菱重工業は三菱レイヨンの株を所有している(1.6%)。三菱重工業は米ボーイングの協力の下、機体に大量の複合炭素繊維材を使用し、従来よりも20%の燃費低減を可能とする中型ジェット旅客の大量製造販売を決定した。株式取得の目的は、その航空機機体用複合炭素繊維材を三菱レイヨンと共同開発することではという予測ができる。
【リスク】
市況製品を展開しており、景気動向、他社との競合に伴う市場価格の変動により、事業業績が大きく左右される可能性がある。
【チャート及びその分析】
・6ヶ月
・2年
【結論及び投資戦略】
定量面から考察すると、利益は順調に伸びており、特筆するような問題はない。定性面から考察しても、現在の社会問題や今後の世界動向を捉えた事業展開であり、今後も安定して伸びることが期待できる。三菱レイヨンの事業は円安・円高に左右されないため、事業の成功がそのまま株価に反映されるように思う。したがって、この銘柄は長期で持つことが出来る優良株であると判断し、推奨するに至る。
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本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。また、本レポートに掲載された情報・意見は慶應義塾大学株式投資研究会SPECが信頼にたると判断した情報源に基づき作成したものでありますが、完全性、正確性を保証するものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任で行うようお願い致します。
【重要だと思った点】
(シストレを学ぶ意義)
1、株式投資で勝ち続けていくには、相場にあわせて自分の投資スタイルを変えていく必要がある。
2、シストレは過去のデータを分析することで、自分が体験していない相場を知ることができる。
3、実際に売買せずにトレードを体験できる。
(シストレの利点)
3、感情や直感に流されず、客観的データから抽出した一定の法則に基づき投資を行うことができる。
4、資金効率を上げることができる。
5、過去の誤りを繰り返す、他人の意見に惑わされるなどの様々なリスクに対し、歯止めが効く。
6、トレードを行う以前にそのトレードの勝率と期待値、リスクを把握する。
7、CEMやSGXを見て、取引の予測がある程度できる。
【今後どのように自分の投資に生かすか】
1、投資に対して、幅広い視点を持つ。
2、勘に頼ったり、他人の意見を鵜呑みにしたりせず、統計的データを重視する。
3、勝率、期待値、リスクを事前に把握することで、心に余裕を持ち、トレードに望む。
4、シストレを勉強していくことで、エクセルの使い方も同時に習得していく。
5、予測と結果を検証し、トレードしない時も相場をチェックし、経験を数多く積む。
【感想】
株式投資を学び出して数ヶ月の私にとって、厳格なルールに基づく投資法は得るものが多かった。
株式投資だけでなく、私生活のあらゆる場面においてシストレの考えを適応させ、行動していきたいと思う。
新日本製鐵 (5401) 東証1部
文責 武谷 洋至郎
■ 推奨理由
① 利益成長
② ミタル・スチールに買収されないための政策
■ 業績
【業績】】 売上 営業利益 経常利益 利益
連04. 3 2.925.878 224.475 172.851 41.515
連05. 3 3.389.356 429.948 371.446 220.601
連06. 3 3.906.301 576.319 547.401 343.903
連07. 3 4.302.145 580.097 597.641 351.182
■ 予想の根拠
(1)高付加価値分野への投資
日本では2003年度以降、自動車・造船などの製造業を中心とした需要の伸びを受けて、
年間7,000 万トンを超える水準が続いている。これは、日系自動車メーカーが世界全体の生産台数の伸びを上回り続けるなど、日系製造業の各メーカーの強さに起因している。
一方、中国の生産能力拡大による世界の鋼材需給への影響が懸念されるが、中国の生産能力拡大は、主として年間500万トン以下の小規模な鉄鋼メーカーによるローグレード分野の鋼材が中心であり、新日鉄の主力である製造業向けを中心としたハイ・ミドルグレード分野の鋼材マーケットにおいては、需給タイトな状況が継続する見通しである。
したがって、新日鉄の製鉄事業の主力である製造業向けを中心とした高付加価値分野は、
中長期的にも安定的な需要規模が期待できる。実際、新日鉄は一般汎用鋼分野から高付加価値分野へ移行し、3年後の利益が300億円増えると計画している。
(2)供給能力の向上に伴うコスト競争力強化
新日鉄は過去5年間にわたって高炉の拡大改修を行うことにより、中型高炉一基分にあたる鉄源能力の拡大を実現してきた。また、2004年度下期は既存設備のボトルネック解消による一貫製造能力の向上で、2005年度は前年度比約7%、200万トンの生産能力の向上に成功している。また、ハイグレード品種の需要に応えるべく、製造ラインの建設や、上海におけるJV の立ち上げなども行い、グループ会社やアライアンスパートナーの供給能力も最大限に活用し、新日鉄グループ全体での供給対応力向上にも努めている。この改善によって、コスト競争力が増し3年後には900億円もの利益増大ができると計画している。
■ ミタル・スチールに買収される可能性
今年1月、粗鋼生産量で世界1位のミタル・スチールが世界2位のアルセロールに対して買収提案を行った。これまでミタルは米国においてゼネラル・モーターズから「年間優秀取引賞」をもらうほど供給体制を整えていたが、欧州ではそこまで施設を持たなかった。アルセロールを買収したことで、特に世界で拠点を広げるトヨタや日産自動車など日系メーカーとの取引が拡大できるとミタルは期待している。新日鉄は旧アルセロールに自動車用鋼板の製造技術を供与し、旧アルセロールは欧州の日系自動車メーカーに製品を供給していた。そこで、今年五月にミタルは今までアルセロールに提供していた技術を全世界で利用できるよう求めたが、新日鉄はこれを拒絶した。
■ 新日鉄の買収防衛策
(1) 大手鉄鋼業社との提携
技術や調達などで提携している、住友金属工業、神戸製鋼所との3社間で、敵対的な買収提案に対して共同で防御策を講じるとする覚書を締結した。いざという時は「3社で合併に踏み切る」条項が盛り込まれているとの観測もある。
(2) 株主への呼びかけ
新日鉄の株式構成比率
・ 資本金:419.524百万
・ 株主構成
2006年3月末
発行済み株式総数:6.806.981千万
株主総数:483.054名(単元未満株式のみ保有株主数63.086名含む)
この26.6%の個人投資家に対して、新日鉄は自社株を手放さないように、工場見学を実施するなど積極的な優待を考えているという。
■ 現在の株価データ
株価 時価総額(百万) PER PBR ROE
846 5.765.512.88 16.42倍 3.05倍 19.67%
■ チャート
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